チャリティーコンサート
〜フィリピン・アフリカを助ける会支援〜

お陰様で入場券は完売いたしました。
多くの皆様の善意に篤く感謝を申し上げます。
尚、当日券はございませんので、ご了承下さい。

来る2007年3月11日(日)に栄光学園小講堂におきまして,チャリティーコンサートを実施することとなりました。今回の収益は,すべて「フィリピン・アフリカを助ける会」(以下,「助ける会」と略記します)への寄附となります。
「助ける会」の本部は,秦野の上智短大の中にあり,聖マリア修道女会のSr.マリア・マクドナルドが代表をしています。「助ける会」は,元々フィリピンのハンセン氏病救援のために活動をしていましたが,現在は特に飢饉の酷いコンゴ民主共和国やカメルーンの救済活動に力を入れています。学園からも,多くの皆様からのご協力を得て,「助ける会」に支援金や文房具などを毎年送っています。しかし,まだまだたくさんのいのち,特に幼いいのちが,飢饉によって次々と断たれています。そのような惨状を「助ける会」のSr.マリアからうかがった教員有志が中心となって,今回のチャリティーコンサートを企画することにいたしました。私も実行委員をさせていただいております。
この企画に,浅野美帆子さん,竹田年朗さん,碓井志帆さん,鈴木隆太郎さんの4人のすばらしい音楽家の方々が賛同してくださり,出演してくださることになりました。このページの一番下に,一般の方にむけて配布しておりますチラシを掲載してございますので,コンサートの詳細はそちらをご覧下さい。
ご来場いただける方は,aiun__catholic-teachers.com(恐れ入りますが,アドレス中の__の部分を@に変えてご送信下さい。迷惑メール防止のためこのような記載にしてございます)までご連絡下さい。チケットお渡しの方法等をお伝えいたします。

※ 小講堂の座席には限りがございますので,入場整理券がなくなり次第締め切りとさせていただきます。

「フィリピン・アフリカを助ける」だより54号に
掲載されている現地で働くSr.アナの話

コンゴにはたくさんの問題があります。特に飢饉が大問題で多くの人が飢えています。
でも今、それ以上に深刻なのは子供たちが学校に行けないこと。政府はもう15年前から先生達の給料を払ってくれません。それで親達がその費用まで負担しなければなりません。ちなみに3カ月分で5ドル集めていました。それでも払えない人が多く、その子供たちは学校へ通えません。通りには「お金をください。学校へ行って読み書きを覚えたいの」と道行く人々に頼んでいる子供たちの姿があります。数日前に私は10才ぐらいの子供が採石場でかなづちをふるって砂利をとる仕事をしているのを見ました。目をおおうものもつけず、暑い陽に照らされて、もし破片が目を傷つけたらどうするのでしょう。失明の危険を冒してまで、なぜ彼らは働くのでしょうか。その子は言いました。「ノートを買いたいの、そして学校にゆきたいから」と。(略)残念ですが、このような事はコンゴではまだ山ほどあるのです。

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(実行委員)iino's page
(出演者のお一人)浅野美帆子さんのページ
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